「学生支援の一環として名刺業務を改善」就職活動を支えるツール導入の取り組み

「学生支援の一環として名刺業務を改善」就職活動を支えるツール導入の取り組み

学校の教育理念に基づき学生生活を支援し、快適なキャンパスライフをサポートすることを目的に設立されたサービス会社様。就職の氷河期といわれるなか、学生の就職活動に関する支援ツールとしてNAMEROOMをご導入いただきました。今回はそのご担当者 福本様に、NAMEROOM導入の経緯と効果についてお話を伺いました。

導入の背景と経緯

―― 導入の背景と経緯について教えてください。

学生から就職活動の厳しさについて話しを聞くことがあり、個人として相談に乗ることはありましたが、会社として就職活動を支援するようなツールはありませんでした。そこで何か学生の行動力や意識が高まるアイテムを用意してあげたいと考えていました。

そんななか「学生名刺」のご提案をいただき、率直に「そういう時代なんだ、おもしろい」と思いました。名刺は社会人になって会社に属してからもらえるものと思っていたので、学生が名刺を作成すること自体の発想が驚きでした。また会社としても学生のためにできる業務のひとつとして、新しい試みになると思いました。

導入決定の要因

―― 導入決定の要因について教えてください。

名刺作成には専門知識と印刷環境が必要で、パソコンに不慣れな私達にとって名刺受注業務はハードルが高いと思っていました。しかしNAMEROOMは、インターネットの環境さえあれば開始できるサービスで、複雑な操作もないのでパソコン初級者にも簡単かつ短時間で作業できるところに魅力を感じました。

導入後の効果

―― 導入後の効果について教えてください。

今まで名刺発注は学生個人に任せていたため、一人ひとりのデザインが異なり校章の色も統一されていませんでした。今回NAMEROOMを導入し学校法人のサービス会社で名刺受注を行うことで、VIデザインを使用した初の学生名刺ができました。これは学校ブランディングにも繋がるのではないかと期待しています。
また学生にとっても人生初めての名刺で、「自分はこの学校に属しているんだ」という誇りと、「社会人になる」という意識を芽生えさせることができたと感じています。

具体的なご利用方法

まとめ

IT化(デジタル化)が進む現代社会において名刺の文化はヒトとヒトとの繫がりを尊重し、あえてアナログな紙ベースで、ヒトに自らの手で渡し、ヒトとの交流を図るというコミュニケーションの基本を再認識させられ、共感できました。

これまで就職活動支援をした経験が無く、パソコンも不慣れな私には何もかも新しい試みで不安もありましたが、NAMEROOM導入はスムーズで、操作に慣れるのにも時間はかかりませんでした。「学生名刺」の存在を知った人は驚き、受け取った人も嬉しそうです。

弊社は学校法人のサービス会社ですので、学生に対して利益を追求することはできません。そのため宣伝広告など学校法人内での活動は制限されており、まだまだ「学生名刺」の認知度は高いといえません。それでも学生のために、就職活動支援という側面からではありますが、NAMEROOMをうまく活用してサポートしていきたいと考えています。いつか「学生名刺」が就職活動の必須アイテムになればいいですね。

取材後記

NAMEROOMを導入するにあたって、担当者の方からパソコン操作が不安というお声は聞いていたので編集画面も入力部分をプルダウン設定にするなどして可能なかぎり簡略化しました。

導入後は学生から「合同説明会で使ってみたい」「自分のプラスになる」という声や、なかには「記念になるから」と来年卒業する4年生も購入しに訪れていました。モノクロ名刺よりもカラー名刺の値段が高いにも関わらず発注数を上回るのは、学生なりのこだわりの表れだと思います。

就職活動が厳しさを増すなか、学生にとって学校は心強いサポーターです。取材を通して、お客様が「学生のために何ができるのか」ということを大切にしていたことが印象的でした。名刺というコミュニケーションツールを通して、今後のお客様の活動に少しでもお役立て頂ければと思います。

【掲載日:2012年3月28日】

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学校法人サービス会社
従業員数
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